みちのくシリーズ 
   シニア百山17 大白森・小白森山

                (日程:2012年9月30日〜10月1日)
                    
       (掲載日 2012年11月11日)

鶴の湯温泉に全員集合

登山隊11名

紅葉のツタウルシ

高層湿原

小白森山頂上

大白森頂上

池塘をバックに

木道を行く

リンドウ

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 初めて仙台の千葉氏が主催するみちのくシリーズに参加した。参加者は18名。台風17号が日本列島を直撃するという予報にもかかわらずプレ山行や田沢湖一周ウォークなどを楽しんだツワモノたちである。前夜祭は深田クラブらしく賑やかで和やかだった。朝起きると、台風17号は三陸沖をかすめて北海道に去り、雨は止んでいた。それではと市川氏をリーダーに11名が大白森・小白森山に登ることになった。

 鶴の湯神社で山行の無事を祈り、林道を通り越して金取坂の急登を頑張る。九十九折の道を喘ぎながら登ると、鶴の湯分岐、右にとれば乳頭山だ。一本立てた。ブナ林の広く緩やかな道を行くと木道が現われ、小白森山に到着した。狐色の湿原とウルシなどの紅葉のコントラストが素晴らしい。緩やかに下りブナ林を急登すると、ふたたび高層湿原に出た。一投足でピークともいえない風情の大白森に着く。黄葉した広大な湿原がひろがり、近くに池塘が散在している。一瞬陽光が走ると広大な湿原と周囲の山々が姿を現わした。さすがシニア百山、平ヶ岳にも劣らない素晴らしい景観だった。これも千葉氏のおかげ。まことにもって深謝に堪えない。 (山本進吾 記)