信州シリーズ10周年記念 
  
横手山・毛無山スノーシュー山行   
   
A毛無山 (前日の横手山報告はココ)       
                日程:2013年2月22日(金)〜24日(日)
                    
        (掲載日 2013年3月5日)

野沢温泉 新田の湯

昼食休憩後の出発準備A

昼食休憩後の出発準備B

麻釜温泉公園

宿「白樺」 バス乗車前

 *写真はクリックすると大きくなります。


横手山スキー場から、途中のドライブインで「笹寿司」の昼食をいただき、野沢温泉「やすらぎの宿 白樺」へは15時に到着した。各人は1〜2時間、昨年同様に「温泉巡り」を楽しんだ。夕食は日本酒、ワインの持ち込みもOKで、宴会は大いに盛り上がった。その後の歌会では歌詞集を歌い尽くし、最後に「信濃の国」を大合唱した。

翌日は朝から吹雪だった。強風のため長坂ゴンドラが止まり、毛無山登頂は諦めることになった。宿から歩いて「遊ロード」を経て、日影ゲレンデでガイドさんと合流し、30分ほど並んで日影ゴンドラに搭乗できた。

スノーシューを付け10時スタート、上ノ平ゲレンデの左端を雪上車の道を縦列で登って行く。(上ノ平ゲレンデ略図)初めは、ガイドさんの説明を聞く余裕もあったが、左手の新雪ふかふかのブナ林へ入ると、50cm程度のラッセルとなり、スノーシューでも沈んでしまう。雪原に出ると猛吹雪で、視界は20mもなく、顔は凍り付いて痛い。寒くて休憩することも危険となり、吹雪に耐えて、下を向いてガイドさんの跡を黙々と歩く大変な行軍になった。1時間半の歩きだったが、ゲレンデに戻って安堵した。信州シリーズ10年間で「最悪の猛吹雪」だそうだ。(写真撮影も困難でした)

「パノラマハウスぶな」で昼食休憩した。「森のきのこカレー」は、サラダ・漬物・ケーキが付いて美味しかった。ところが、強風で日影ゴンドラが止まって、歩いて下山するしかなく「さぁ大変 !?」になってしまった。覚悟を決め装備を付けて、12時45分吹雪の中を出発したが、途中で、ガイドさんがスキーリフト降り場で搭乗の交渉をしてくれて、リフトを乗り継いで下山することができた。驚!?感謝!!

麻釜を見て、14時過ぎ宿に戻り、温泉にも入って、15時45分に貸切バスは出発したが、渋滞で長野駅着は2時間以上遅れてしまった。天国と地獄にも出会ったスノーシュー山行でした。横山さんとファミリーの方々には大変お世話になりました。感謝申し上げます。(松井敏夫 記)