みちのくシリーズ・プレ山行 |
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秘湯・湯浜温泉展望台 |
有料道路脇の登山口 |
山麓の紅葉 |
遠方は栗駒、近くが秣岳 |
紅葉の須川湖 |
秣岳山頂 |
紅葉と須川高原温泉 |
天馬尾根の湿原地帯 |
草原と栗駒山 |
縦走した天馬尾根 |
天馬尾根 右ピークが秣岳 |
昭和湖を見下ろす |
昭和湖と栗駒山 |
名残ヶ原より焼石岳 |
須川高原温泉に着く |
※上記写真はクリックすると拡大する 秣岳縦走コース図
みちのくシリーズ・上東山登山の前日に、世話役Cさんの呼びかけで秣岳山行に参加した。東京駅発の始発新幹線で仙台駅に8時集合である。
Cさんの車に6名、遠路徳島から参加のKaさんの車に2名同乗させて貰う。東北道を古川ICから、途中、岩出山町の“あら伊達な道の駅”なる変わった名の道の駅でFさんを拾う。北へ栗原市の花山湖から秘湯・湯浜温泉を過ぎ、秋田県の山岳地帯を須川高原温泉へ行く栗駒有料道路に入り、人造湖の須川湖近くの登山口に到着した。辺りは紅葉の盛りで多くの観光ドライブ車が行き交っていた。 抜けるような青空のもと黄葉した楢、ブナの樹林帯を登る事しばしで、展望が開けてきた。秣岳近くになるとガレ場が出てきて、低木に変わり北方に焼石岳や、明日登る東山などが赤く燃えて見えた。鞍部から急坂を一気に登る。約1時間半の登りであった。山頂から360度の展望は、裾野が燃えるような紅葉の海であった。だが肝心の栗駒山は10日ほど遅すぎて笹原であった。だが遠く鳥海山、遙か霞の上に早池峰山などが見え満足する。 山頂で30分の昼食タイムを取っていると、Koさんとその友人が栗駒山方面から来た。そこで2人に車の回送を頼む事により、須川高原温泉に下山後、CさんとKaさんが車を取りに行かずに済み助かったと喜ぶ。(Koさんは慣れない車輌で緊張したそうだ)秣岳からの前途は長い、天馬尾根コースと言う3.7km程の、ゆるやかな高原状の草原地帯を2時間ほど掛けて歩き栗駒山手前の天狗平に着いた。(遅足組は30分遅れた。) 眼下に見える青い昭和湖目指して急坂を駈け降りる事50分。4時20分着まだ明るい。更に沢筋から名残ヶ原の枯れたススキの上に浮かぶ焼石岳を眺めながら下る。夕闇が迫り薄暗くなって来た頃やっと須川高原温泉に着いた。 (青木広茂 記) |