春日居御前山( 山梨県笛吹市 776m ) | |
山梨市駅から見る 御前山は鞍部にある |
兜山遊歩道案内図 駐車場とトイレあり |
岩場に鎖が30〜40m 足場はしっかりある |
岩場のテラスから富士 甲府盆地を見下ろす |
兜山の山頂にて 山頂は展望無し |
山頂の展望台より 御坂黒岳(中央)と釈迦ヶ岳 |
神峰南尾根鞍部 右斜面(道無し)を降りる |
荒れた林道に下りる 石と草で歩くのに難渋 |
道無き尾根を行く 新緑が綺麗だった |
春日居御前山の山頂 巨岩が数個あるだけ |
妙見神社跡-異様な雰囲気を感じる M氏休憩中 |
骨組みの間からの眺め 甲府盆地と御坂山塊 |
参拝路降り口 草藪に石柱だけが建つ |
下山口 夕狩沢古戦場の 外れた看板 |
フルーツライン道沿い 富士山も見えた |
※上記写真はクリックすると拡大する 春日居御前山位置図 兜山の森ハイキングルート図 アクセスmap
山梨県内に御前山と言われている山が7つ有る。ここ数年これらの山を鋭意登ってきたが笛吹市春日居町内にある御前山が最後 となった。この山は山梨市にある飛び地にあり地図では標高776mと有るだけの誰にもかまってもらえない淋しい山である。<山梨県の御前山7山の説明PDF> 快晴のゴールデンウイークにM会員と登って来た。まずは山梨百名山の兜山(913m)に登り、下を流れる沢を隔てているこの山の状態を偵察したが 木に阻まれて見えない。そこで兜山の裏側の尾根から薮を漕いで荒れた林道に出ると、御前山に連なる尾根続きより登れることが判った。其処 (荒れた林道)から道は無いがゆるい疎林の中を行くと大きな岩が数個立っている小ピークに着く。何の記しもないが、春日居御前山(776m)の山頂 であった。拍子抜けしたがこれで全部登った事になる。 此処からの下りは急で、枯枝と落葉を掻き分けて降りる。すると突然視界が開けた崖の上にでた、下へ回り込むと壊れた神社が有った。地図に妙見と 記載されているところで、崖を背にトタン屋根と柱に抜けそうな床と、欄間に寄進の札が掛かって異様な雰囲気を感じさせられた。だが直下の桃源郷の 広がりと御坂山塊、三つ峠とせり上がる景色は乙な眺めであった。神社跡からの下りも短いが道が消えている。道らしき斜面を強引に降りると兜山遊歩道 に行く林道に出た。傍にフルーツラインが通っており夕狩沢古戦場の看板<看板の説明文>があった。其処から大菩薩を正面に富士山まで見える眺めも素晴らしかった。 これで御前山シリーズ---山梨のK会員の裏山であった(~_~;)---は終了した。(青木 広茂 記) |