菅平・根子岳の山スキー標高2207m)  
                日程:2016年2月27(土)〜28日(日)
                    
 (掲載日 2016年3月6日)

真田氏本城跡の道祖神
遠方に根子岳・四阿山

山スキーのスタート地点
から山頂方面を見る


同スタート地点から
スキー場方面を振り返る


ブッシュだらけの斜面を
登っていく

小根子岳の山頂碑、
根子岳が迫って見える

根子岳山頂の祠
右後方は四阿山

根子岳山頂の石碑


山頂直下の樹林地から
山頂祠を見る

根子岳コースの中間地点
の長い雪斜面

同左の雪斜面を
快適にスキーする

 *写真はクリックすると大きくなります。  根子岳山スキーMAP 


3月に予定する山スキーの予行演習も兼ねて、当クラブのK会員、その友人の計3名で、根子岳に山スキーをした。1日目は、中央高速を通って昼前に上田に着き、現在テレビ放送中の「真田丸」に縁ある、真田氏歴史館と真田氏本城跡を見学してから、13時過ぎに菅平スキー場の宿に着いた。あいにく暖冬の雪不足で、明日、山スキーで登っていく尾根も、地面が露出しブッシュだらけなので、スキーで滑れるかどうか不安になった。

2日目、前日の天気予報では曇りだったが凄い晴天だ。リフトの終点、標高約1600m地点から9時過ぎスタート。板を担いで雪が無い原っぱを歩く。尾根道の左側には雪が残っていて10数分歩くと板を履くことができた。ここから、ほぼ標高100m登る毎に休みつつ登っていく。K会員は根子岳の一等三角点登頂を目指し、標高2000m付近から尾根の左手にある小根子岳らしき頂に向かう。11:10雪が盛り上がった丘に上がると、山頂は岩の平坦な広場だった。小根子岳の標識と一等三角点(点名:猫岳)が露出していた。

ブッシュの雪原を横断して根子岳山頂へ向かう。1箇所急勾配がありシールで登るのが困難だった。私はズリ落ちてしまい、平行登坂するしかなかった。12時前に根子岳山頂に着いた。山頂は360度の展望で、東方面には四阿山が迫って見える。山頂石碑には「禰固岳」と書いてある。古語で祈りが叶うという意味らしい。寒くなったので、風を避けて休む場所を探してちょっと下った林の中で昼食休憩した。

シールを外して12:45頃滑走開始。最初は「ダボス方面」と表示がある鉄製の道標沿いに滑る。ブッシュが露出して滑れるコース幅が狭くチョコチョコ回転するのが難儀だった。平坦な場所でブッシュに突っ込んで転けると起き上がるのが大変だ。鉄柱の道標と分かれて、尾根の右側に寄ると幅が広く長い雪原に出た。ここからは華麗?なシュプールを描いて快適に滑れた。14時前に出発したスキーリフト終点近くに着き、板を担いでブッシュの平原を歩きゲレンデに戻った。(記:松井敏夫)