奥日光の高山(標高1667.7m)でツツジを愛でる
        竜頭ノ滝上の駐車場から、1565のピーク、高山を往復
   
   日程:2023年5月24日(水) (掲載日:2023年6月30日)

       

ズミはまだ蕾だった※

真っ白なシロヤシオ

北斜面にはシャクナゲ※

稜線はミツバツツジも見

樹間に覗いた中禅寺湖※
              

背後の日光連山


高山の山頂の
名板と三角点標

シロヤシオの渦
の中を下山開始

シロヤシオと
ミツバツツジの競演

シロヤシオと
ミツバツツジの共演※

熊窪は巨木の森だった

中禅寺湖北岸ヤマツツジの

トチの巨木

テラノサウルスを彷彿させる

竜頭ノ滝の最上部

   *写真はクリックすると大きくなります。※付きは拡大写真をclickで更に拡大する。    奥日光の高山map 


9:24奥日光の竜頭ノ滝上の駐車場から歩き始めた。直ぐに動物侵入を防ぐネットを開閉し登山道に取り付くと、足元にはコバイケイソウの群生があり、ズミは蕾が膨らみ始めた程度だった。標高点1506㍍の北を 巻きながら登って行くと、新緑を背景にして真っ白なシロヤシオが陽光に眩しく輝いていた。1460㍍圏の鞍部まで登ると北斜面にはシャクナゲがあり、ミツバツツジも見ごろの高度になった。1565のピークを過ぎると左手が開け、中禅寺湖のコバルトブルーの湖面が覗き、急登行に振り返ると山王帽子山から太郎山、小真名子、大真名子山、男体山の山塊が見事。

高山の山頂の三角点標石に触れたのが10:53だった。10分ほど寛ぎ西に向かって下山開始すると、シロヤシオとミツバツツジ競演の渦の中に巻きこまれていく感じだ。すれ違う登山者も花のトンネルに満面の笑顔だ。熊窪分岐から南に下るとサワクルミ、カツラ、ブナ、ミズナラと巨木の森だった。中禅寺湖の湖畔に出て、さざ波のたった水面を見ながら昼食にした。

13:02お腹が落ち着いたところで北岸を戻り始めると、今度はヤマツツジが真っ赤に燃えていた。さらに栃木県の県木であるトチの巨木に圧倒され、テラノサウルスを彷彿させる倒木に感心した。竜頭ノ滝の茶店で定番の風景を眺め、遊歩道から駐車場に戻ったのは14:53だった。 (記 冨永 之廣)