「安芸の宮島」弥山に登る 標高535m 宮島港、嚴島神社、大聖院コース、仁王門、山頂、弥山本堂、ロープウェイ、宮島港 日程:2023年11月14日(火) (掲載日:2023年12月13日) | |
*写真はクリックすると拡大する、※は拡大写真クリックで更に拡大 宮島観光map 大聖院コースmap 弥山山頂付近map 世界遺産「嚴島神社」の弥山に登った。宮島港の広場で、ザックを植込みに置いてカメラを取り出したら、鹿が隣に寄ってきて覗くので驚いた。とても慣れ慣れしい。神社に至る通路は観光客で溢れ、約半数が外国人みたいに思えた。登山口にある大聖院に参拝すると「空海生誕1250年」の旗があった。今年は記念すべき年のようだ。(注:世界遺産エリアは、嚴島神社の建物、正面の海、背景の弥山原始林を含む 431.2ha) 12:20スタート。弥山登山道の大聖院コースは石段の多い道で結構険しい。鹿がいた。登山者の半数が外国人で驚いた。観光以外に登山も楽しんでいるようだ。赤ちゃんを前に抱えた若い女と連れの大きなザックを担いだ男に追い抜かれてしまった。道端に丁目石がある。登山道は2017年の豪雨で一部崩壊して石畳の道に修復されていた。 13:35仁王門で休憩した。道の分岐点で考え込んでいる外国人に「どっちに行ってもViewPointの山頂に行ける・・・」と下手な英語で話したのだが、御山神社(厳島神社奥宮)に参拝の後、山頂方面に行こうとしたら、藪と岩だらけの道とは思えない踏み跡だったので仁王門へ引き返した。外国人の彼は山頂へ向かったようでよかった。歩いたことが無いのに(略図見ただけで)説明するのは×ですね。反省です。 14:20山頂に到着(標高535m、二等三角点「御山」、24丁)。ほぼ標準コースタイムだ。山頂の展望休憩所は2階建で眺望はよいのだが、とても巨大な工作物で、原始林の山かつ世界遺産の地に相応しくないように思えた。14:50弥山本堂。登山道には巨岩、奇岩が多くあり、さすが修験道の山だった。霊火堂(2005年焼失、2006年再建)は、806年に弘法大師が弥山で修業した際の護摩の火を守ってきたそうだ。 ロープウェイ獅子岩駅に15:20到着したが、搭乗客が並んでいて約30分行列した。16時前でも大勢の観光客が山頂へ向かうので、ロープウェイが16時半で運行終了のため「暗くなっても下山できるのか?」と心配した。夕方は干潮で大鳥居の周りを大勢が歩いていた。 (記 松井敏夫) |