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*地図:権現堂山(出典:国土地理院サイト)
戸隠渓流公園キャンプ場で幕営した翌日、新潟の山仲間と合流。杉木立のなかの石段を登り登山道を歩き始めた。戸隠神社に至る途中で、今年も大きい茗荷を収穫した。弥三郎婆の標識の横が登山口だ。いきなり急登で喘ぐ。寝不足も影響しているか。晴れて暑く、水を頻繁に補給しながら登った。かなりの急登だ。
弥三郎清水の水は冷たくて美味しかった。これで生き返った。三合目あたりはカリヤスの群落だ。黄八丈の染料だそうだ。七合目になると植生が変わり、ブナやヤブツバキが出てくる。多少日光が遮られて歩きやすくなる。八合目を過ぎたところにある展望地からは、魚沼コシヒカリの田圃が広がって見える。荒沢岳、越後駒ケ岳、中岳、上州武尊山、八海山など曾游の名山たちが山座同定できた。
下権現堂山山頂は360度の大展望だ。上記名山のほかに、粟ケ岳、守門岳、浅草岳 なども山座同定することができた。
中越を越えて上権現堂山に行く。ここも展望がいい。岩に埋め込まれた山名表示板で山座同定を楽しんだ。 手ノ又登山口へは急降下して猫岩などへの分岐に至り、さらに一気に下る。ところどころ薮っぽいところもあった。マムシも見かける。下山後、中子沢温泉という麓の鄙びた温泉で汗を流した。
(記 山本 進吾)
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