白神山地の詩(うた)とブナ原生林
                                    撮影日  2004.7.16

          不老ふ死温泉

             沸壷の池

 世界遺産・白神山地の主峰「白神岳」は三度登っているが、十二湖は縦走時に俯瞰展望し、下山口近くの「青池」はちょっと立ち寄りしただけだった。2004年は十二湖生誕300年の節目の年。念願だった十二湖探索と知名の「不老ふ死温泉」の露天浴を楽しみました。

 白神山地の詩(うた)を持ち歌にしている歌手・唐土久美子のコンサートが、十二湖・林センターで開催されるとあって、首都圏からフアンの観光組、山組、合計40名ほどのツアーで訪れた。私は山には登らず十二湖探索と温泉を楽しんだ。

 7月17 〜18日は生憎梅雨空で、登山した12名は泥んこになりながらも全員無事下山、私の方も初期の目的を達成できて満足感一杯だった。18日16時から白神サンタランドの会場で開催されたコンサートでは、唐土さんはアンコールを含めて23曲を熱唱し、150人ほどの聴衆から大喝采を浴びました。

 十二湖…自然の宝庫・白神山地の麓に点在する大小33の湖沼群で形成されていて、中でも「青池」や「沸壺の池」が有名。探索コースには見事なブナ原生林が生い茂り、私は十指に及ぶ湖沼を尋ね廻り、天然自然に感動と安らぎを覚える思いをしてきました。

 不老ふ死温泉…日本海が目の前に広がる海岸と一体化した絶景の露天風呂に感動。本館の内風呂も良く、600円で両方楽しめる。泉質・食塩泉、温度・49度、主成分/ナトリウム、カルシウム、マグネシウム湯は赤茶色して露天風呂も結構熱かった。 
          
 *唐土久美子さん…音楽文化集団「ともしび」に入団し、歌手、司会として活躍する一方、小学校や障害者施設を訪問しオペレッタを演じる。退団後、ソロ歌手としてデビューし各地でライブ。キングレコード「山の歌シリーズ」等でヒット曲歌う。(作成者 小松達彦)