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秋色の苗場山と仙ノ倉山 (2008年10月8日~10日) (掲載日: 2008.10.31) |
*写真はクリックすると大きくなります。 10月8日、紅葉を見に40数年ぶりに苗場山へ登った。同行は当クラブの美野会員と友人の3人、和田小屋までタクシーで入る。中ノ芝は紅葉の真っ盛りだったが、上ノ芝から上は初冬が始まっていた。山頂はガスがかかり視界は利かなかった。遊仙閣の泊客はたった6名だったが、隣の綺麗な小屋には26名も泊まっていたそうだ。 翌日は晴れたが、遠くの展望は余り望めなかった。鳥甲山だけがよく眺められた。草紅葉の湿原を1時間ほど散歩してから、赤湯温泉を目指して昌次新道を下る。神楽ケ峰から棒平・田代高原への長い尾根は黄色に染まっていた。フクベノ平からの下りはかなりきつく、秘湯の湯に入って癒された。 こんな山中に鉄の橋が4ヶ所も架かっていた。ここからまたきつい登りを強いられた。見返りの松でタクシーの電話番号のある標識を見たら、林道を歩く気力が無くなった。更に、1時間半ほど猿など見ながら歩く。林道ゲートに着いたら宿の奥さんの車(有料)に迎えられ、スキー場経由で元橋ヒュッテに入る。 3日目は平元新道から平標山を経て仙ノ倉山へ登る。1500段以上もある階段を登ると尾根上にある平標山の家に出た。快晴の空に聳える仙ノ倉の眺めが素晴らしい。さらに木道を平標山まで喘ぐ。平標山から仙ノ倉山を往復し、両山頂の360度の大展望に満足した。帰りは笹原の大斜面と松手山の紅葉を楽しみながら下った。(青木 広茂記) |