スペイン山岳展望のドライブ5000km 日時 2009年4月14〜26日 (掲載日: 2009.7.15) |
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:*写真はクリックすると大きくなります。 2009年4月、仲間7人レンターカーでスペインの山岳地帯を巡るドライブの旅をした。 コースは、バルセロナから雄大なピレネー山脈を右手に見ながら北上し、ビスケー湾に沿って左折してカンタブリア山脈の一部であるビコス・デ・エウローパ(ヨーロッパの峰の意) 山地に入る。岩峰の林立する当山地は国立公園になっている。その後、レォン、ポンフェラーダの田舎を回ってシェラ・ネバダ(雪の山の意) 山脈の山麓のグラナダへ。そして、コスタ・デル・ソールを通ってバルセロナへ戻る。左廻りに山脈と田舎の町村を繋いでスペインをほぼ一周した。 4月の高山にはまだ雪が多く、山登りは出来なかったが、その分白銀の峰々が街並のバックに連なり、新緑の山麓とのコントラストが鮮やかだった。各地の名所旧跡には世界中からの観光客が群れをなしていたが、我々は首都マドリッドにも寄らず、アルハンブラ宮殿、バルセロナのサグラダ・ファミーリアなどの建物も一見しただけ。 カスティリア地方のグアダルーペ(人口2400人)は全スペインの守護聖母(聖母マリア)を祀る聖地である。オリーブ畑の広がる山々に囲まれた山村の荘厳さと昔のままの街並は心に残る場所となった。 宿は主としてパラドールと呼ばれるスペイン国営のホテルに泊った。いずれもかつての王宮や城を改修したもので、モダンな内装の中にも荘厳・豪華な雰囲気があった。しかも宿泊代はあまり高くない。(三井吉由江 記) <写真の説明> NO.1 S・F・ザビエルが生まれ育ったザビエル城。ピレネー北部のナバーラ地方のパンプローナに近い。 NO.2 ピコス・デ・エウローパ山中のフェンテ・デにあるパラドール。背後に岩山の岩壁が聳える。 NO.3 岩壁の上まで一気に800m登る。眼下の建物はパラドール。夏の山歩きはゴンドラの上部駅(1834m)から歩く。 No.4 ピコス・デ・エウローパ山麓のトレッキング NO.5 巡礼路の城塞の町ポンフェラーダ附近の素朴な山村 NO.6 ポンフェラーダ附近の山はヘザーの時期でピンクに染まっていた。 NO.7 レオンの豪華なパラドール。宿泊代は全パラドールの中では上位に入る。 NO.8 アルハンブラ宮殿と雪を頂くシェラ・ネバダ山脈 NO.9 山村に佇むグアダルーペの教会 NO.10 アンダルシヤの白い村(カピレイラ村)と雪を頂くシェラ・ネバダ山脈 |