山旅の記録
(シニア百073)

    百里ヶ岳  −晩秋のブナの山に登る
    日程:2025年11月23日 
      (掲載日:2025年12
月20日)


小入谷越登山口

百里新道の取付き部

紅葉の稜線を進む

小ピークを越えてゆく

百里ヶ岳が見えてきた

県境尾根分岐

高島トレイルに入る

稜線上のブナの大木

百里ヶ岳の山頂

山頂から望む若狭湾

 *写真はクリックすると拡大します。 


 百里ヶ岳は、2018年の4月に今回と同じ新道登山口から歩き始めたものの、登山道が不明瞭で当時はGPSも所持していなかった事から、30分程歩いた処で撤退した事がある山である。今回はスマホのGPS機能を頼りにした再挑戦だったが、前回と異なり赤テープが随所に付いていて、これを辿りながら道から外れることなく歩くことが出来た。
 紅葉とブナ林を楽しみながら、小ピークを幾つも越えていく登山道は趣がある。登山口付近では紅葉真っ盛りだったブナ林が、小ピークを一つ越えるごとに葉を落としていて、高島トレイルとの合流点である県境尾根に着く頃には、初冬の装いになっていた。天気も良い中、気分良く辿り着いた山頂からは、若狭湾の青い海を臨むことが出来た。山頂は北近江の中央分水嶺を辿る「高島トレイル」の代表的なピークにもあたっている。何時の日にかトレイルを縦走してみたいなと思う百里ヶ岳であった。                              

                                          (記 平尾 肇)